タイ北部のチェンマイに拠点を置くジブリッシュは、型染作家でもあるナタさんの型染作品や、お洋服のブランドです。ジブリッシュのお洋服は哲学的です。消費社会との距離感、自然との距離感、家族や大切な人とともにある仕事の形や、自然素材の選定、生き方の表現、ものづくりへの哲学が込められています。
<NEW INFOMATION >
イベント「布と畑とお洋服」2023では、ジブリッシュのナタさんが来日し、11/25(土)にdesign labo chicaの中庭の植物を採取し、その葉を利用した型染WS「Yasou to Katazome」を開催します。
【 Yasou to Katazome (野草と型染) 】
ナタさんが持ってきてくれるタイのインディゴを使って、型染のハンカチを作るワークショップを開催します。
今回は型紙を使うのではなく、design labo chicaの中庭の植物の葉を採取して、それを型にしてみようと思います。
ナタさんは少し日本語も話せますが、基本的に英語のワークショップになります。土田加奈さんが通訳をしてくれますので、聞きたいこと、分からないことはどんどん質問してみてください。
インディゴ染め初体験の方はもちろん、日本でインディゴ染めをやっている人にも、ぜひ来ていただきたいなと思っています。
●日時 11/25㈯ 14:00~16:00
(時間が変更になりました。旧時間帯は10:30~12:30)●定員 10名 ●参加費 9900円(税込)/人
●お申し込みはdesign labo chicaのWEBSHOPのお申し込みページからお願いいたします。ご予約スタートは10/10~
●申し込み締め切り 11/23㈭まで
※お申し込み後のキャンセルの場合は、返金はできませんのでご了承ください。
●持ち物 ゴム手袋、藍液がついても大丈夫な服装もしくはエプロン
<キャンセルポリシー>
連絡なしのキャンセルや、当日のキャンセル連絡は100%、前日は50%頂きます。3日前までキャンセルは無料ですが、準備や集客についてご配慮くださいますようお願いいたします。どうしても出られない場合を除きキャンセルはご遠慮ください。
写真はdesign labo chicaで取り扱いをしているjibberishのお洋服や雑貨です。来日に合わせて新作のお洋服も持ってきてくれるそうなので、届き次第ショールームに並び、WEBSHOPの方にアップしてきますね。
https://designlabochica.stores.jp/
【ナタさんの物語】
お母さんの影響でお洋服づくりに興味を持っていたナタさん。
学業を終えたあと、チェンマイのデザイン事務所に勤務し広告デザインの仕事を数年務めたのちに、働き方に疑問を持ち退社。
好きな暮らし方や自分の大切なもを考えながら、ホームメイドのお洋服ブランドをスタートさせた後、母国のタイや、日本、インドなど、世界の藍染を現地で学ぶ旅に出たたそうです。特に日本の「型染(かたぞめ)」に興味を持ったことから、現在はタイのインディゴと日本のKATAZOME(かたぞめ)を合わせたオリジナルの作品やお洋服を作っていらっしゃいます。
また彼女のアトリエではKATAZOME(かたぞめ)のワークショップも開催していて、そのワークショップは藍の発酵の仕組みから学び、自分で型紙をカットして糊を置き、染め上げる本格的なワークショップです。
ナタさんの拠点は二つあり、自宅兼アトリエ件ショップはチェンマイの山の中で、自然豊かな静かな場所。暮らしと仕事のかたちとバランスを深く考えている彼女と、パートナーさんと猫ちゃんたちのリラックスした空気感を感じました。
もうひとつは、チェンマイの旧市内に「roads and rivers
ロードズアンドリバース」というセレクトショップを作家仲間と一緒に運営しています。中庭のような場所を囲んでカフェ、レストラン、本屋とレンタルギャラリー、ナタさんたちのセレクトショップなどがあり、チェンマイの旧市街のレトロ建築からの伝統的な雰囲気と、30~40代くらいのセンスのある人たちが集まる自由でクリエイティブな空気が、本当に素敵でした。